愛犬との旅行で気をつけること/犬のストレスをなくす方法
旅行に大好きなワンちゃんと旅行!こんなワクワクするイベントってそうそうあるものではないですよね。
ワンちゃんと一緒に暮らしているけど、まだ一緒に旅行に行ったことがない、一度で良いから一緒に旅行に行きたいのだけどワンちゃんのストレスのことや旅先でのトラブルを考えると中々踏み切れない、具体的にどんな準備をすれば良いの…など、いざ行くとなると色々と大変なもの。
また、限られた時間の中で、ワンちゃんにとっても最高に幸せだったなと思ってもらえるような思い出を作るためには何が必要でしょうか。また、飼い主さんにとっても楽しくて幸せな思い出にするためにはどういった準備が必要なのでしょうか。
旅にトラブルはつきものかもしれません。旅先でのトラブルを現場で解決するのが旅の醍醐味!という考え方もあるかもしれません。しかし本トピックスでは、トラブルがあってワンちゃんにストレスがかかってしまったり、誰かに迷惑をかけてしまったり、トラブルが発生して楽しい思い出がトラブルのことでいっぱいにならないように、極力トラブルが起こらない旅をするためにどうしたら良いかをまとめています。トラブルを極力なくすことで、楽しいをめいいっぱい味わえる、そんな旅行になるように、本トピックスがその役に立てれば幸いです。
ワンちゃんと旅行をするときのポイントや、準備に必要なことにはどんなことがあるでしょうか。順を追って見ていきましょう。
1.旅行で何に気をつければ良い?

2. 愛犬のストレスによるトラブルを回避する

1.無理に歩くこと
犬は運動が大好きです、普段の生活で散歩の時間がとれないことが犬のストレスに繋がりますが、過度な運動も犬にとってストレスになる場合もあります。旅行先では移動や観光などの時間があり、注意が必要です。 対策では歩く際に犬用のだっこ紐をを使用する、普段以上に気にかけて休憩をこまめにとる、などがあります。2.気温のストレス

3.初めての人と会うこと
犬種の特徴や性格にもよりますが、初めての人と会うことが怖いと感じる犬もいます。犬は予期せぬ動きをする人が苦手です。反対に、いつも同じ場面で同じ行動をする人は犬にとって安心できる相手だと言えます。普段の犬の散歩の様子をよく観察してみてください。普段の散歩中、ワンちゃんは楽しそうに散歩しているでしょうか。もしかしたら普段の散歩でも人とすれ違うことをストレスに感じてしまっているかもしれません。 初対面の人と会うことが苦手だと感じているワンちゃんがいたら、人と会うことに徐々に慣らしていってあげて下さい。人と会ったときに吠えなかったらおやつをあげる、人と会う=楽しいということを教えてあげると良いかもしれません。また、この人に慣らすという練習ですが、友人や親戚にお願いすると良いかもしれません。その際に、犬と接するときの方法をお願いする方法もあります。 友人や親戚にお願いする注意点として 1.ワンちゃんに触る前には手のひらを下から差し出して匂いを嗅がす(ワンちゃんにとっての挨拶のようなものです) 2.上からいきなり触ろうとしない(ワンちゃんは恐怖を感じます) 3.じっと目を見つめない(目を見つめるという行為は犬の世界では威嚇しているぞ! お前を攻撃するぞ!というサインになります。目を合わせることに対してしつけをしている場合はこの限りではありませんので、しつけの用途に合わせて方法は変えてください。) 4.大きな声を出さない(大きな声を出すと一層警戒心を強めてしまいます) 5.強い匂いのするもの(香水・タバコの煙等)をつけないようにお願いする の5点をお願いしておくとスムーズです。犬を飼っている人には当たり前だと無意識のうちに知っていることも、犬を飼っていない人には、わからないこともたくさんあります、はじめにお願いしておくことで犬にとっても、お願いしたご友人にとっても友好な関係を築きやすくなります。 また、犬嫌いの友人に練習をお願いする少ないないかとは思いますが、ワンちゃんを人に慣らす練習をするとき、初めは犬好き、もしくは動物が好きな人にお願いするとよりスムーズです。ワンちゃんは人間の警戒心や苦手意識を人間以上に敏感に感じ取ります。心を開いてくれている相手にはワンちゃんも心を開きやすいのです。普段飼い主さんは愛犬のことが大好きなので当たり前になってしまっていますが、犬を飼っていない人にとっては分からない場合もあります。しっかり伝えておくことが大切です。 そして、初対面の人と合って、接することができたらしっかりと褒めてあげて下さい。 普段の生活でも人と会うことは避けて通れないことです。生活の大半で人と会いますので、人と会うのが怖いと感じているということは、普段の生活の半分以上、怖がりながら過ごすことになります。人と会うのが好きだと感じることができれば犬にとっても日々の生活がもっと楽しくなるはずですので、もし旅行に行かなくても是非練習をしてみていただければ嬉しいです。飼い主様にとってもワンちゃんが人を好きになれば日々の生活がもっと幸せなものになるのではないかなと思います。4.急な環境の変化
ワンちゃんは急な環境の変化にストレスを感じます。何かイベントがあると人間はその予定を事前に知ることができますが、犬にしてみれば急な環境の変化だったりします。子犬のうちからちょっとしたお出かけなどを経験していれば大丈夫かもしれませんが、お出かけしたことがなければ、初めはちょっとした外出から経験させてあげると、ワンちゃんも楽しく、飼い主様も安心して旅行を楽しめるかと思います。 また、車に初めて乗る場合も同様に、徐々に慣らしてあげる必要があります。 まずは、車を見せておやつをあげる、車に入れたらおやつをあげる、車の中で一緒に遊んであげるなど、車の存在自体に慣れさせてあげます。車の存在になれたらエンジンをかけます。大丈夫そうでしたら近くの遊べる場所にいって、おもいっきり遊ばせて楽しい思いをさせてあげましょう。車に乗ると楽しいことが起きるんだ!って犬が思ってくれれば、車大好き、お出かけ大好きって思ってくれるはずです。 飼い主様もワンちゃんと一緒に楽しんでドライブ、お出かけをすることでリフレッシュすることで幸せを感じることができれば、想像しただけでワクワクしてきます。 ワンちゃんにとってお出かけは急な環境の変化になることを知った上で、楽しくお出かけをする練習を徐々に行ってくと良さそうです。5.留守番
犬は野生で暮らしているときは群で行動していたこともあり、一人ぼっちの時間や留守番は苦手だったりストレスを感じやすい傾向にあります。普段の留守番でも犬が退屈しないように様々な工夫をされている飼い主様も多くいらっしゃると思います。 旅行となれば、旅行中食事や入浴などワンちゃんをホテルの部屋に残して行動する場面もあります。その時にワンちゃんが極力ストレスを感じないように工夫する必要がありそうです。一番良いのは普段から「家とは違う場所でのお留守番」を経験していることです。一つ上の項目にも記載しましたが、犬は急な環境の変化にストレスを感じます。人間も初めてのことをするときには戸惑いがありますが、慣れていることでいたらそれほどストレスを感じないものです。ワンちゃんも、知らない場所で留守番することを経験させておくと旅行先での留守番も安心です。また、家で愛犬が愛用している毛布やクッション、おもちゃなど、自分の匂いが近くにあると安心しますので、旅行先に持って言ってあげると愛犬のストレスも軽減できそうです。部屋での留守番が難しかったら、車内の留守番を練習しておいて、旅行先で食事や入浴といった時間だけ車内にいてもらうという方法も良いかもしれません。6.車・バイクなどの大きな音

7.飼い主さんが不機嫌
犬は人間以上に相手の気持ちを察知します。飼い主さんの些細な表情の変化を敏感に察知します。飼い主さんが幸せそう、楽しそうにしていれば犬も安心しますし、逆に不機嫌そうにしていると犬は非常にストレスを感じます。飼い主さんが辛いのに無理に楽しそうにする必要はありませんが、飼い主さんの幸せそうな顔をみるのがワンちゃんにとっても嬉しく感じることだということを知っていただき、是非飼い主様にとっても楽しい旅行になれば良いなと思います。3.もし犬が旅行先でパニックになってしまったら
旅行をする上で、犬が何に対してストレスを感じるのかを理解し、旅先で犬が極力ストレスを感じないように工夫することがとても大切です。その対策として上記の項目では主に「ストレスに慣らす練習をする」ということを挙げてきました。 しかし犬も生物ですから、万全を期して準備していてもストレスによるトラブルが起きないとは言えません。旅先の「もしも」に備えて犬が旅先でパニックを起こしてしまった時の対処方法もまとめます。犬がパニックになってしまったときにしてはいけないこと
1.パニックになった犬を叱る パニックになってしまった犬は、心の中は恐怖や混乱で正常な判断ができない状態になります、そんな時に飼い主さんにしかられたら心の中は余計に恐怖でいっぱいになってしまい、パニックに拍車をかけてしまいます。飼い主さんも驚いてしまい犬を叱ってしまいそうになるかもしれませんが、叱らないように気をつけましょう。 2.落ち着かせようとなでる(褒められたと感じる行為をする)、おやつをあげる パニックを落ち着かせようとおやつなど、愛犬が喜ぶことをしようとしないようにしましょう。おやつをあげたり、普段褒めるときに使うようなスキンシップ(よしよし,など)をすると、恐怖を感じる=良いことと犬が覚えてしまいます。どのように行動すれば良いの?
まずは飼い主さんが慌てて何かしようとしないことが大事です。上記の項目に、犬は飼い主さんが不機嫌になるとストレスを感じる、その理由として、犬は人間以上に人間の表情の変化や心情を察知するためであると書かきました。犬は飼い主さんの慌てたり騒いだりしている様子を見て、自分がパニックを起こしているせいで飼い主さんが慌てているんだ!とは思いません。飼い主側にしてみれば、どうしよう、周りの人に迷惑をかけてしまっている、と思うかもしれませんが、犬にしてみればそんな人間の都合を知ることはできません。リーダーである飼い主さんがこんなに慌てるような緊急事態が起きてしまっているんだ!と感じてしまいます。まずは飼い主さんが、危険なことでもなんでもない普通状態である、と態度で犬に伝えてあげることが大事です。 また、パニックを起こしてしまった時の対処として、当たり前かもしれませんがパニックを起こしてしまう原因を速やかに排除します。犬は本来集団で行動して暮らしていました。リーダーは下の犬のご飯を先に食べたりできる代わりに、群に危険が迫った時にその危険を取り除くという仕事をします。下の立場の犬はリーダーが危険を排除してくれることで安心して集団に所属することができます。飼い犬にとっての集団のリーダーは飼い主さんです。ワンちゃんの本能から考えると、飼い主さんがパニックの原因となるものから離れる、パニックの原因となるものを排除するということは、信頼や安心の気持ちにつながります。4.パニックを起こさないために普段から気をつけること
