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ドッグフード無添加ピュアワン

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犬の心臓病ってどんな病気?

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大切な愛犬にいつも健康でいてほしいと思っていても、病気や生まれつきなどどうしても避けて通れないことがあります。

犬が抱える病気を知り、犬の幸せな毎日のために何ができるのか考えたいと思います。今回は犬に多い心臓病についての記事です。

心臓病とはどんな病気なのでしょうか。

  1. 心臓病ってどんな病気?
  2. 後天性の心臓病
  3. 先天性の心臓病
  4. 心臓病の愛犬の為にできること
  5. ドッグフードピュアワンを心臓病の愛犬に食べさせても大丈夫?
  6. まとめ

1.心臓病ってどんな病気?

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心臓病を知るために、まず正常な心臓がどのような構造になっているのか、どのような働きをしているのか見ていきたいと思います。

心臓の働き

犬も人間も心臓の働きは同じです。身体中に張り巡らされた血管に血液を送り出すのが心臓の役目です。心臓がポンプのように収縮することで、全身を滞りなく循環します。

呼吸によって体に取り込まれた酸素が血液に含まれるヘモグロビンと結びつき、身体中を巡ることを通して自分の体に酸素が取り込まれます。取り込まれた酸素は脳や筋肉、内臓の働きを助けます。

また、血液は酸素の他にも様々なものを私たちの体に運びます。普段の食事で取り入れた栄養素や、神経伝達や代謝に密接に関与するホルモン、ミネラルを運ぶほか、体をウイルスや細菌などから守る白血球や、出血を止める役割のある血小板などを運びます。また、老廃物や二酸化炭素が体内に蓄積され続けないように排出する役割ももっています。

心臓の内部構造

犬の心臓は人間の心臓と同じように、左右一つずつの心房と、左右一つずつの心室があります。左右の心室の上に、左右の心房があります。
左心房と右心房は、心房中隔によって、左心室と右心室は心室中隔によって隔てられています。そして、心房と心室は房室口を通して血液が通過できるようになっています。

血液の流れ方

まず全身を回って戻ってきた血液は2本の大静脈を通り、右心室に入ります。隣に位置する右心房の収縮より右心室と右心房の間にある三尖弁が開き、血液は右心房に流れます。今度は右心室が収縮し、三尖弁が閉じます。そして血液を肺に流すために、肺動脈の入り口である肺動脈弁が開き、肺へ送られ、血液はさらに肺動脈へと流れていきます。そして、肺で綺麗になった血液は肺静脈を通り、心臓の左心房へ送られます。そして、血液でいっぱいになった左心房が収縮すると”僧帽弁”が開き血液は左心室に流れていきます。

要約すると、心臓の仕組みは心臓の収縮により心室や心房等の間にある弁が開閉し、血液を送る仕組みになっていて、血液の巡る順番は右心室 > 右心房 > 肺動脈 > 肺 > 肺静脈 > 左心房 > 左心室 の順番に流れます。

左右の心房、心室は同時に、規則的に動き、血液が止まることのないように動いています。

また、構造として左心室に送られた血液は最後に血液を体全体に送り出す役割を持っており、右心室よりも左心室の筋肉は厚く強くなっています。正常な心臓では血液は逆流することはなくスムーズに流れる仕組みになっています。

犬は正常な状態での脈拍は、一分間で小型犬なら60~120拍、大型犬なら60~80拍が平均的とされています。運動後や、興奮している時などでは脈は早くなり、体の小さな犬の方が脈が早い傾向にあります。

心臓病にはいくつか種類があります。大きく分けると先天性(生まれつき)のものと老化や外部要因から発病する後天性のものがあります。

 

2.後天性の心臓病

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

症状:せき、運動を嫌う、倒れるなどです。最初は運動や興奮したときに咳が出るなどですが、徐々に咳の感覚が短くなり激しく持続的な咳になります。駆け足などの運動を嫌がったりすることもあります。

どんな病気:犬の心臓病のほとんどがこの病気です。心臓の中はいくつかの部屋(左心房・左心室・右心室・右心房)があって、その部屋を一方通行で血液が巡って行きます。それぞれの部屋には弁があり、この弁は血液が逆流しないように、戻ろうとする血液があれば弁を閉じることで調整してくれています。僧帽弁閉鎖不全症ではこの弁(僧帽弁)がうまく閉じなくなってしまう病気です。弁が閉じないと血液が逆流してしまい、血液がうまく循環せず、心臓が肥大してしまったり機能の低下を引き起こします。

原因:老化によって起こるケースが多いです。特に小型の高齢犬に多くみられ、遺伝的にはマルチーズが発病しやすいといわれています。

治療:聴診や心電図、心音図、X線検査、超音波(心エコー)検査のカラードプラー法などで僧帽弁の異常や心臓の機能を検査します。その上で血液拡張剤、利尿剤、強心剤などを中心に症状の進行に合わせ薬が処方されます。

対策:早期発見、早期治療がとても大事なので、咳が出るようになったり5歳を過ぎたら検査するなどを行いましょう。

フィラリア症

症状:軽い咳に始まり、病気が進むと咳は慢性化して喘息のようにひどくなり、血を吐くこともあります。症状が軽い場合には激しい症状が急に現れることは稀にしかありませんが、急性のフィラリア症では突然の呼吸困難やコーヒー色の尿が出るなどの症状があります。お腹に腹水がたまってしまったり、呼吸困難や食欲不振、運動を嫌がるなどの症状をみせるようになります。

どんな病気:フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫が心臓や肺動脈に寄生してしまうことによって起きる病気です。重症になると呼吸困難や他の臓器も異常をきたしてしまう重大な病気です。

原因:感染している犬から、蚊が血と一緒に血液中のフィラリアの子どもを吸います。蚊の中でフィラリアが成長し、蚊がまた犬の血を吸った時に、犬の体の中に入り心臓にたどりつきます。フィラリアが血液の流れをじゃましたり心臓の弁の動きを悪くするために心臓病の症状があらわれます。

犬に感染した仔虫は二、三ヶ月は筋肉や皮膚の下に潜り成長し、成長したら血管を通り心臓へ向かいます。そして、右心室と肺動脈の周辺に達したら、さらに三ヶ月ほどかかって成虫になります。成虫になったフィラリアは長さは1mmほどの太さで、20cmほどの長さになります。

慢性のフィラリア症ではフィラリアが右心室や肺静脈に直接障害を加えたり、多数の成虫がからまったような状態になり、血液の流れを邪魔してしまします。急性のフィラリア症では、フィラリアが右心室を越えて右心房に移動することで、右心室と右心房の間にある三尖弁が上手く閉まらなくなり、そのために様々な症状を引き起こします。

治療:診断では血液中のフィラリアを顕微鏡で確認する、血液の抗体検査、心音からの判断や胸部のX線検査、心電図、超音波検査等、様々な診断方法があります。慢性のフィラリアの治療では薬の投薬による治療を行います。心臓に寄生したフィラリアの殺虫治療は副作用をともなうことが多く、予防がとても大切です。 緊急のフィラリア症の場合は緊急手術によりフィラリアを摘出しなければならないこともありますが、手術が間に合わないこともあり、しっかり予防をすることが大切です。蚊が出始めた一ヶ月以内からはじめ、蚊がいなくなった一ヶ月後まで予防薬を飲ませるようにしましょう。しかし、すでに感染した犬に飲ませると副作用がでる場合もあるため、蚊が出る季節の前に血液検査で診断してから、獣医の指示に従い予防を行いましょう。

心不全

症状:呼吸困難や、せき、口の中のチアノーゼのほか腹水、四肢の先端の浮腫など症状は様々です。呼吸困難も運動してから出るものや、安静にしているときに出る咳など様々です。舌や口の中の粘膜が紫のような色になるチアノーゼになることもあります。

どんな病気:さまざまな原因で起こる心臓病のことをいいます。身体の異常が原因となり、心臓の血液を送り出す機能に問題が生じます。症状の悪化や、先天的な以上の場合長く生きられないこともあります。

原因:心臓自体の病気や心臓以外の病気など原因は様々です。そのときにかかっている病気によって症状も原因も様々であるため治療法もそれぞれ違ってきます。心臓の弁の異常や、血管の異常によるもの、心臓の筋肉の異常によるもの、フィラリアによるものなど様々な原因があります。心臓以外では血管の異常や貧血、血液の病気や事故による出血などが心不全の原因になることもあります。

治療:診断では聴診器や全身の一般的な検査をもとに、心不全かどうかを判断します。一つの病気が原因の場合や、複数の病気が関連して症状を引き起こしている場合など様々な原因が考えられるため、症状に応じてX線検査や血液検査などを行うことがあり、診断方法は症状によって様々です。治療方法も病気の原因によって様々です。強心薬や利尿剤、ACE阻害薬などの内科治療が行われることがあります。症状によって投薬の期間も様々で、ケースによっては長期間だったり一生投薬が必要なケースもあります。

3.先天性の心臓病

動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)

症状:程度が軽いうちは無症状でも重症になると、運動するとすぐ疲れる、せきがでる、吐いてしまう、呼吸困難などの様々な症状がみられます。

どんな病気:大動脈と肺動脈をつなぐ血管が本来閉じるはずなのに開いたまま残ってしまった状態です。

治療:開胸手術が必要なものもありますが、開胸しないで血管を通して動脈管にものを詰めて血液の交通を遮断する方法も普及しています。

肺動脈狭窄症(はいどうみゃくきょうさくしょう)

症状:病気の度合いにより出てくる症状は違います。軽症の場合症状がでない場合もあり、少し運動を嫌がるくらいで気づかずに過ごしてしまうこともあります。重症になると呼吸困難や運動をしたがらないなどの症状が現れることがあります。

どんな病気:心臓は血液を肺に送る仕組みになっていますが、心臓と肺を繋ぐ肺動脈の根元が正常な大きさよりも狭いために肺に十分な血液を送ることができない病気です。そのため、心臓肥大や肺の血圧の低下が起こり、呼吸困難などの心臓病に多く見られる症状を引き起こします。

原因:心臓から肺に血液を送るための血管である肺動脈の根元と、肺動脈の根元にある肺動脈弁が通常の大きさよりも狭いために、肺に十分な血液が送られず、様々な問題が起こります。血液の出口である肺動脈弁が狭いため、右心室に必要ない血圧がかかってしまい、結果右心室の肥大や収縮力の低下に繋がります。肺の血液が不足すうことにより呼吸困難などの症状になって現れることがあります。

心房中核欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)

症状:軽症のときには症状は現れないことが多いようです。重症になったり、ほかの心臓病を合わせもっていると運動するとすぐに疲れてしまったり、意識がなくなるなどの症状が現れます。

どんな病気:心臓の左右の心房を隔てている壁は胎児のときには空いていますが、生まれたら完全に閉じます。しかし、この壁が閉じず壁に穴が空いたままになってしまう状態を心房中隔欠損症といいます。

治療:診断では聴診、X線検査、超音波診断、心電図などの診断方法があります。重度の場合は早めに手術を行う必要があり、病気が進行するほど手術のリスクは高くなるので、病院への早めの相談が必要です。心臓のそれ以外の場所が正常で血液の流れも正常なら治療を行わないケースもありますが、フィラリア症にかかると虫がこの穴を通じて心臓を移動すし、問題を起こすことも考えられますのでフィラリアの確実な予防は行わなくてはなりません。

心室中核欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)

症状:軽症の場合は症状が現れないことの方が多いようです。しかし重症だと、呼吸困難や疲れやすいといった症状が現れ発育障害を起こすこともあります。また、心室中隔の異常により肺に余分な負担をかけてしまうことがあり、肺水腫を起こし、咳の症状が出ることもあります。

どんな病気:心臓の右心室と左心室の間を隔てている心室中隔に欠損がある病気です。心室中隔の欠損により心臓肥大などを引き起こします。

原因:本来左心室と右心室の間には心室中隔があり、左右の心室の血液が混ざり合うことあはりません。しかし、左心室と右心室の間の心室中隔に穴があいていたり、隙間が空いてしまっている状態であるため、もともと筋肉が厚く押し出す力の強い左心室から、右心室に血液が流れこんでしまします。また、余分に流れた血液は肺の血管を通り左心房へと流れ、その結果心臓肥大を引き起こします。

治療:診断では聴診器で心臓の音を聞き診断できることがあり、X線検査や超音波検査等で診断を行う場合もあります。治療方法では、軽症の場合は食事療法で行う場合が多く、投薬等を行わない場合があります。

食事療法では塩分(ナトリウム)を制限し、カリウムとナトリウムの比率を調整して心臓に負担がかからない食事を与えるようにします。どのような食事にしたら良いか、獣医の指示をうけることができます。

症状がはっきりしている場合、他の心臓病と同じく、症状に合わせて強心剤や利尿剤、AEC阻害薬などの投薬を行う内科療法を行うこともあります。長期に渡っての投薬が必要な場合もありますが、安定していれば長生きできることもあります。

 ファロー四徴症(ふぁろーしちょうしょう)

症状:貧血、運動時の呼吸困難、口の中のチアノーゼ、疲れやすいなど病気の程度によって症状は様々

どんな病気:生まれつき心臓に4つの心臓病を持っているため心臓から十分な血液を送り出すことができない病気です。本来であれば血液は右心室から流れ、肺に行き、酸素をもらってくる必要があるところ、血液が左心室の出口から大動脈へ流れてしまうため十分に酸素を含まないまま血液が送り出されてしまい、酸素が不足してしまい、貧血や運動時の呼吸困難や口の中のチアノーゼなどの症状を引き起こします。

原因:4つの心臓病をあわせ持つことにより心臓が十分な役目を果たせなくなる病気ですので、4つの先天性の異常が 病気の原因です。さらに詳しく言えば、この4つの心臓病とは肺動脈狭窄症、心室中隔欠損症、右心室肥大、大動脈の右方転移です。肺動脈狭窄症とは、上記の項目でも記載しましたが、心臓と肺をつなぐ肺動脈の根元の弁が狭いため肺に十分な血液が巡らなくなってしまう病気です。心室中隔欠損症とは心臓の右心室と左心室を隔てる心室中隔に穴が空いてしまっている病気です。

右心室肥大とは右心室が拡大してしまっている病気です。右心室が大きくなっているため、血液を送り出す力が弱くなってしまいます。大動脈右方転移とは、左心室の出口であるはずの大動脈の位置が右心室によってしまっている病気です。

この4つの病気を合わせもています。まとめると、右心室と左心室の間に穴が空いており、左心室の出口にある動脈が右心室側によっていて、しかも穴の近くにあいています。その上右心室の出口である肺動脈の根元が狭いため血液がうまく通れないのに加え右心室が肥大しているために血液を送り出す力が弱くなっています。

4.心臓病の愛犬の為にできること

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食事での気遣い

塩分を控える食事に切り替えます。もともと犬の塩分の必要摂取量は人間に比べてかなり少ないので普段の食事でも塩分の摂りすぎには気をつける必要があるのですが、心臓病のワンちゃんの食事では特に気をつける必要があります。また、様々な栄養を摂取する必要があり、心臓病のワンちゃんに合った食事をあげることが大切です。獣医の先生に相談を行うと、ワンちゃんの症状に合わせてメニューを考えてくれますので相談しながら食事の内容を決めると良さそうです。

体型の維持

食事の内容もそうですが、肥満や痩せすぎにならないように食事の内容のコントロールはする必要がありそうです。

気温と湿度

寒い、暑い、の気温の管理に気をつけてあげます。犬にとって気温の変化は人間以上にストレスを感じやすいので、犬が快適だと感じられる気温・湿度に調整します。

興奮させない

急な環境の変化や、慣れない大きな音など、ワンちゃんが興奮してしまうような状況はなるべく避けるようにします。人や犬に合ったとき興奮しやすいワンちゃんは、散歩ルートを家の周辺だけにするなど工夫をすると良さそうです。ワンちゃんが興奮してしまう状況はなるべく作らないようにしていきます。

リラックスできる環境づくり

飼い主さんが不機嫌そうにしていると犬はストレスを感じます。また、悲しそうにしていたり普段と様子が違うことを敏感にキャッチします。飼い主さんがリラックスしていると犬もリラックスできます。ワンちゃんにとって安心できる存在でいられるように努力したいものです。

 

5.ドッグフードピュアワンを心臓病の愛犬に食べさせても大丈夫?

ドッグフード無添加ピュアワンは、栄養バランスのとれた総合栄養食です。

療養食のように低リンや低ナトリウムではありませんので、もしあなたのワンちゃんに食事制限がかかっている場合は、総合栄養食ではなく療養食のドッグフードをおすすめしております。

6.まとめ

犬にとっての負担を減らし、快適で幸せな生活を送るために、どのような食事、運動、生活を心がければ良いのか獣医の先生と良く相談していきましょう。

ドッグフード無添加ピュアワンについてはこちら

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